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転職コラム

未経験からITエンジニア転職に役立つ情報を発信しています

2024.12.10

未経験から転職できる?インフラエンジニアの仕事内容とやりがいを徹底解説

未経験からインフラエンジニアに転職できる?仕事内容は?

インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークなど、ITインフラの土台を支える仕事です。

DX推進やITインフラ環境の変化が著しい昨今の状況では、引き続きインフラエンジニアの需要は高いと予測されます。

今回は、インフラエンジニアの仕事内容やキャリアプランについて、詳しく紹介していきます。

未経験の人でも、インフラエンジニアを目指せる理由について解説しているため、インフラエンジニアに興味のある人は、ぜひ最後までご覧ください。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアとは、インターネットやシステムを使用するために必要なサーバーやネットワークの設計・構築・運用・保守を実施する技術者のことです。

インフラエンジニアの主な仕事内容は、以下の4つに分けられます。

それぞれ詳しく解説します。

設計・構築・実装

最初に、社内やクライアントからの要件を聞き取り、希望に沿う機能を持った設計します。

設計には、基本設計と詳細設計の2つが必要で、基本設計は、システム開発の大まかな趣旨や流れなど、ユーザーから見える部分を設計します。

詳細設計は基本設計をより詳しくしたもので、システムの内部構造などユーザーからは見えない部分の設計のことです。

次に、設計書をもとにネットワークを構築していきます。

構築は、ネットワーク機器の設置や設定だけではなくサーバーの構築など、ネットワーク環境が実際に使える状態にすることを意味します。

その後、設計書通りに動作するか、通信量が増えるためにサーバーやネットワークに負担がかからないかをチェックします。

構築が終わると新しい機能を使える状態に組み込み、実装が完了します。

システムとネットワークの管理

構築されたシステムが安定して動作するよう、システムとネットワークの管理をします。ITシステムの日々の運用・管理や、問題が発生した場合の原因までが管理の業務内容です。

システムとネットワークの管理は、設計書をもとに業務を行うため、未経験や経験の浅いエンジニアでも担当できる業務でもあります。

監視

システムやネットワークのパフォーマンスを継続的に監視し、問題があれば早期に特定し必要な修正をします。

また、監視の仕事は、問題があればすぐに管理者に報告しなければいけません。なぜなら、最初は小さなトラブルであっても、後々大きな障害に発展する可能性があるためです。

インフラエンジニアは、迅速な報告をするためのコミュニケーション能力も求められます。

セキュリティ対策

設計や構築したシステムは、外部からの攻撃によってサーバーがダウンしてしまう可能性があります。

サーバーがダウンしないためにもセキュリティ対策を取り、攻撃に対していつでも防御できるように備えておくことが重要です。

しかし、IT業界は日々進化しているため、セキュリティ対策は1度対策を取れば完了するわけではありません。

次の攻撃にさらされないように、サイバー攻撃に似せた擬似攻撃の再現テストを繰り返し、脆弱性の強化が求められます。

システムエンジニア(SE)との違いは?

インフラエンジニアとシステムエンジニアの大きな違いは、どの部分を担当する技術者であるかという点です。

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどITの土台となる基盤を作る役割を担当します。

システムエンジニアは、すでにある土台の上にシステムやソフトウェアなどITシステム全般の設計と開発を担当します。

システムエンジニアは、ITインフラに関する知識以外にも、情報システム全般の知識や技術が必要です。

また、プロジェクトの進捗管理も業務内容に含まれるため、コミュニケーション能力やマネジメント能力も求められます。

インフラエンジニアとシステムエンジニアの違いについて、詳しくは「インフラエンジニアとシステムエンジニアの違いとは?未経験でも目指せる?」をご確認ください。

未経験でもインフラエンジニアを目指せる?

インフラエンジニアは、未経験の方でも目指すことができる職業で、その理由は、以下の3つが挙げられます。

  • 保守運用案件が多く、人手が必要なため
  • 中途採用も積極的に実施されているため
  • 未経験でも勉強しやすい環境が整っているため

インフラエンジニアの業務内容は、保守運用案件が多いという特徴があります。

保守運用案件は事前に決められた設計書をもとに業務を実施しているため、未経験者や経験が浅い人もインフラエンジニアとして業務が可能です。

また、保守運用案件は24時間365日監視しなければならないため、多くの人手が必要とされ、常に募集がある状態です。

上記の理由から、IT業界では、インフラエンジニアを中心に積極的に新卒採用・中途採用を実施しています。とはいえ、未経験の状態からインフラエンジニアとして活躍するにはIT技術全般の知識や、情報セキュリティの知識などが求められます。

近年では、インフラエンジニアになるためのオンライン教材や参考書が充実しており、勉強しやすい環境が整っています。

そのため、インフラエンジニアを目指すなら、ネットワークに関する幅広い知識があると証明できる資格CCNAがおすすめです。

試験勉強の過程でIT業界に関する基礎知識を学ぶことができるだけでなく、CCNAの資格を持っていればあなたが就職や転職に積極的であるというアピールにも繋がるでしょう。

CCNAの資格取得の勉強には、ITインフラ系の資格である、CCNA・LPIC・LinuCの3つのコースの中から選べる「TECHHUBカレッジ」がおすすめです。

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インフラエンジニアのキャリアプラン

インフラエンジニアが必要とされる機会が増えている中で、インフラエンジニアにはどのようなキャリアプランがあるか知っている方は少ないのではないでしょうか。

ここでは、インフラエンジニアがどのような経験と知識を積み、次のステップに進めるかを具体的に紹介します。

スペシャリスト

スペシャリストは、特定の技術領域において高度な知識を持つ技術者を指し、一般的なインフラエンジニアが持つ知識以上の、より専門的な知識や技術が求められます。

インフラエンジニアのスペシャリストは、以下のような技術領域が挙げられます。

  • サーバー
  • ストレージ
  • ネットワーク
  • 仮想化・クラウド
  • セキュリティ
  • OS

スペシャリストは、技術力が求められているのはもちろんのこと、最新の技術を学び続けることも必要不可欠です。

そのためには、今ある最新の技術に対して情報収集し、どの技術を学び続けるのか見極めなければいけません。

また、高い専門知識の習得とともに、システムの改善や課題解決の提案ができると、活躍の幅が広がるでしょう。

リードエンジニア

リードエンジニアは、プロジェクトのリーダー的な立場にある技術者のことです。リーダーシップを取りプロジェクトをまとめ、品質担保の役割も担います。

リードエンジニアに求められるスキルは、以下のようなものが挙げられます。

  • コードレビュー
  • アーキテクチャー設計
  • プログラミング
  • マネジメント力
  • コミュニケーション能力

リードエンジニアは、高い技術力はもちろんのこと、エンジニアとしての実務経験と様々なスキルが求められます。

IT業界での実務経験がない人は、まずはエンジニアとして実務経験を積むことから始め、技術力を磨きつつ、マネジメントやコミュニケーション能力を高めることで、リードエンジニアへのキャリアプランが開けるでしょう。

マネージャー

マネージャーは、プロジェクトの内外の窓口となる責任者です。

インフラエンジニアとして実際に現場で作業することは少なく、プロジェクトのマネジメントが主な業務内容です。

マネージャーに求められるスキルは、以下のようなものが挙げられます。

  • プロジェクトのマネジメント
  • 予算管理
  • クライアントとの交渉

マネージャーは、マネジメントが主な業務となるため、エンジニアとして現場で作業する場面は少なくなりますが、これまでの経験に裏打ちされた技術はプロジェクトメンバーからの信頼につながります。

そのため、エンジニアやスペシャリストとしてスキルを磨いてからマネージャーを目指すことで、より業務がスムーズに進められ、活躍の機会も広がるでしょう。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業や経営課題の解決のために、ITを使って相談・助言・指導を実施する職種です。

ITコンサルタントには、以下のスキルが求められます。

  • マネジメント力
  • コミュニケーション能力
  • 問題解決力

ITコンサルタントは、IT関連の知識や技術だけではなく、経済や経営方面の知識も求められます。

また、ITコンサルタントは複数のプロジェクトに関わるため、様々な分野の人と関わりながら問題を解決に導きます。

そのため、「自分が直接ビジネスに貢献している」というやりがいを感じられるでしょう。

インフラエンジニアの年収

インフラエンジニアの平均年収は、450万円〜500万円ほどです。

国税庁が令和3年に実施した「民間給与実態統計調査結果」によると、民間企業の平均年収は443万円となっています。

そのため、インフラエンジニアの平均年収は全体の平均年収に比べると高いと言えるでしょう。

インフラエンジニアの平均年収が高い理由は、主に以下の3つが挙げられます。

  • システムの幅広い知識が必要
  • 需要の高い職種
  • 人材不足

インフラエンジニアには、システム設計・構築・運用・保守までの幅広い知識が求められます。

システムやネットワークの正しい知識を持っているだけではなく、もし障害が発生した場合の復旧作業もこなさなければなりません。

幅広い知識が求められること、需要の高さ、そして人材不足の3点を理由に、平均年収が高めに設定されていると考えられます。

しかし、インフラエンジニアの年収は、経験やスキルによって得られる金額が大きく変わる職種です。

そのため実際にもらっている金額には、個人差があることは考慮しておきましょう。

インフラエンジニアの年収についての詳細は、「インフラエンジニアの年収はどれくらい?年収を上げるポイントを解説」の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

インフラエンジニアのやりがい

インフラエンジニアの職種は、次のようなやりがいが感じられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

システムの根幹部分に関われる

インフラエンジニアは、ネットワークの土台部分を設計・構築する仕事です。

そのため、インフラエンジニアは企業のデータを保護し、システムの信頼性を維持するという重要な役割を担っています。

例えば、もし障害が発生した場合には、自社だけではなくITシステムを利用する企業やお客様に大きな影響を及ぼす可能性があります。

このような事態を引き起こさないためにも、24時間の監視体制を取る大変な職種ですが、社会に貢献しているという、やりがいや達成感を感じられるでしょう。

難しいトラブルを自分で解決できる

インフラエンジニアは、システムを正常に保つために技術的な課題や問題を解決することが多く、大きな達成感を感じられる仕事です。

難しいトラブルが発生した場合には何が原因か突き止め、自分やプロジェクトチームが一丸となって問題を解決していきます。

トラブルの原因が何かを突き止めていく際には、問題を切り分け徐々に原因に近づいている感覚や、問題を解決した際の達成感を味わえます。

日々の学習が仕事に繋がる

IT業界の技術の進歩は早いため、インフラエンジニアは常に最新技術を学び、それを現場で応用する機会があります。

日々の学習が仕事に繋がりやすいため、スキルアップを感じやすいでしょう。そのため、サーバーやネットワークなど市場価値の高いスキルが身につきやすい環境と言えます。

市場価値の高いスキルであれば自分の価値を把握しやすいため、転職の際も有利に働くでしょう。

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インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどITの土台を支える仕事です。

ITに関する幅広い知識が求められ責任も大きい仕事ですが、日々の学習が仕事に繋がりやすくトラブルを解決するやりがいを感じられる仕事でもあります。

自分の知識や技術を活かし社会の役に立ちたい人は、インフラエンジニアへの転職を考えてみませんか?「テックハブニュービー」は、ITエンジニアを目指す人のための転職支援サービスを提供しています。

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