ITエンジニアへの転職は何年目ですべき?未経験から転職する方法についても解説
ITエンジニアへの転職を考えている第二新卒の方は、何年目で転職活動を検討すべきか考えたことがあるでしょう。
また、ITエンジニアへの転職に向けてスキルアップをしようと考えた時に、どのように学ぶべきかも気になるところです。
この記事では、ITエンジニアへの主な転職理由や転職方法、転職支援サービスついて紹介します。
転職前に押さえておくべき内容もまとめていますので、ぜひ参考にして転職活動を進めてみてください。
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ITエンジニアの求人数は増加傾向にある
ITエンジニアの求人数は年々増加傾向にありますが、ITエンジニアの求職者が少ないため、人材不足が大きな課題となっています。
以下は、2015年から2030年までの供給人材数と人材不足数の予測です。
引用:IT人材需給に関する調査
グラフからもわかる通り、今後も市場規模は拡大する一方で、供給人材数は微増にとどまり、ますますITエンジニアの需要は高まると予想されています。
ITエンジニアへの転職を考える理由とは
第二新卒の方が、ITエンジニアへの転職を考える主な理由は、給与アップ・スキルアップ・働き方が挙げられます。
ITエンジニアは専門知識を要する職種のため、業務に慣れるまで時間がかかりますが、人材不足の観点からも市場価値を上げるにはぴったりの職種といえるでしょう。
ITエンジニアへの転職を考える理由について、3つご紹介します。
1.ITエンジニアとしてキャリアを歩みたいため
ITエンジニアとしてのキャリアを歩むべく、異業種からITエンジニアに挑戦する方もいます。
その理由として、ITエンジニアの知識を向上させるための教材やスクールなどの普及が挙げられます。
スクールに入ればITエンジニアの基礎から学ぶことができるため、独学が苦手な方でもチャレンジしやすいでしょう。
また、ITエンジニアへの転職支援サービス等も充実しています。
ITエンジニアに関する知識だけでなく、資格取得や面接の対策まで行ってくれるため、一定の知識を身につけたうえで転職を進めることができます。
2.給与アップのため
現在の給与に対して不満がある場合、給与アップを目指してITエンジニアへ転職を目指す方もいます。
ある程度自分のスキルが上がってきても給与に変動がない場合、転職を考える方は少なくないでしょう。
また、自分の市場価値を知るために転職活動をして、現在よりも待遇の良い職場が見つかると転職を決める方も多くいます。
特にITエンジニアは専門職となるため、自分の市場価値が上がりやすいことに加え、待遇を挙げてでも採用したいと考える企業もいるでしょう。
給与を上げる目的で転職を検討するにはぴったりの業界といえます。
3. 働く環境を改善するため
現在働いている職場の環境に不満が出てくると、転職を考える方もいます。
あまりにも拘束時間が長かったり、働き方の自由度が高くなかったりする場合、ストレスで体調を崩してしまうこともあるでしょう。
体が資本のため、体調を崩してしまっては元も子もありません。より良い職場環境を求めて転職を検討する方はいるでしょう。
そのため、勤務時間や働き方の不満からITエンジニアへの転職を目指す方も多くいらっしゃいます。
勤務時間を見直したい
勤務時間が長くて大変だと感じる際は、過度な残業がない企業への転職を検討するでしょう。
ワークライフバランスを優先させて転職を決意する方もいます。
また、自分の市場価値を上げる目的でスキルアップを目指そうとしても、拘束時間が長いと学習時間を確保するのも難しくなるかもしれません。
まとまった学習時間を確保するためにも、勤務時間を見直すことは重要です。
ITエンジニアも職種によって様々ですが、残業が少ない職種もあるため、ワークライフバランスの実現を目指して転職を検討する方もいます。
働き方を見直したい
リモートワークが一般的になってから、自由な働き方を求めて転職活動を始める方もいます。
そして、ITエンジニアは、リモートワークがしやすい職種です。
コロナ禍以降、IT企業ではリモートワークが導入されるケースが増え、多くのITエンジニアが自由な働き方を実現しやすくなっています。
会社によっては出社とリモートワークが半々の企業もありますが、現在勤めている企業が出社のみの場合、リモートワークを希望して転職を考える方も多いようです。
ITエンジニアに転職する方法は?
本章では実際にITエンジニアへの転職を考えている方へ向けて、転職方法を解説します。
ITエンジニアに転職をする方法は、主に3つあり、知人からの紹介を受けることや転職サイトを利用すること、そして転職エージェントを利用することです。
それぞれの転職方法で特徴が分かれるため、理解を深めてから転職活動を進めましょう。
1. 知人に紹介してもらう
ITエンジニアへ転職する方法として、周囲にIT企業で働いている方がいる場合、その方から紹介を受けて転職をする方法があります。
仕事で関わったことのある知人や友人、家族などから紹介してもらう手法は「リファラル採用」と呼ばれています。
人材不足の課題があるIT業界において、積極的に取り入れられている採用方法の1つです。
たとえ未経験であっても知り合いからの紹介であれば、企業側も人となりを把握した状態で選考できるため、面接に進める確率も上がるでしょう。
ただし、選考が進みやすいことはあっても、必ず入社できるわけではないため注意しましょう。
2. 転職サイトを利用する
ITエンジニアへの転職を自力で進める場合は、転職サイトを利用して求人を探す方法が主流です。
転職サイトは様々な職種の求人を扱っているものや、特定の職種や業界に強い転職サイトがあります。
転職サイトを通しての転職活動は、自分自身で積極的に行動を起こす必要があるため、行動力がある方におすすめできる手法です。
3. 転職エージェントを利用する
転職エージェントは、自力で進める転職サイトとは異なり、担当者がつきます。
面談を通して希望を伝えると、ヒアリング内容をもとに自分に合った求人をエージェントが紹介してくれます。
転職の相談にも乗ってもらえるため、初めての業界でも不安な点を相談しながら転職を進められるのが最大のメリットです。
テックハブニュービーでは、未経験からITエンジニアに挑戦する方や社会人をITエンジニアとしてスタートしたい方に向けて、無料で相談会を実施しています。
明確に定まっていなくても大丈夫です。お話していく中でより良いキャリアを見つけていきましょう。
転職支援サービスの内容は?
転職活動は自力で進めることも不可能ではないものの、難易度が高くなります。
サポートを受けながら転職を進めたい方は、転職エージェントを利用して転職活動を支援してもらうのがおすすめです。
本章では主な転職支援サービスとして、キャリアアドバイザーへの相談とITエンジニアに特化した求人紹介、そして講座の受講について深掘りします。
1. キャリアアドバイザーへの相談
転職支援の1つに、キャリアアドバイザーへの相談があります。
キャリアアドバイザーは、求職者へ転職についてのヒアリングをおこないます。
求職者が持つスキルや経歴と、今後どのような会社へ転職をしたいかヒアリングを行った後、最適な求人を提案してくれる流れです。
キャリアアドバイザーへ転職についての要望や悩みを伝えられる機会があるため、不安を解消した上で転職活動ができるのは大きなメリットです。
なお、エージェントによっては応募書類や履歴書等を作成する補助が充実しているところもあるため、必ずサポート内容を確認しましょう。
2. ITエンジニアに特化した求人の紹介
転職エージェントによってはITエンジニアに特化して求人を紹介しているところもあります。
自力で求人サイトから申し込む場合は、自分に合う求人を探す必要があるため、難易度は高くなります。
自力で進めるのが難しい時は転職エージェントの紹介を頼ると良いでしょう。
ITエンジニアに特化した転職エージェントに依頼すると、非公開求人に出会える可能性もあります。
またIT業界に特化している分、ITエンジニアとして転職を成功させやすいメリットがあるでしょう。
3. スキルアップのための研修や講座の受講
ITエンジニアへの転職支援に加え、スキルを身につけるための研修や講座を受けられるところもあります。
テックハブニュービーでは、転職活動の支援はもちろん、転職活動中にITエンジニアの業務体験ができるサービスをご提供しています。
ITエンジニアの仕事をより解像度高く理解いただいた上で転職活動に臨んでいただけます。
転職活動は、企業選びから選考の準備、説明会や面接への参加など、対応事項が多くあります。
業界・業種を変えて挑戦するにはそれらに加えて、学習時間も必要です。
講座を受講したり、学習カリキュラムが整った転職支援のサポートを受けたりすることで、転職活動と並行して学習を行っていきましょう。
講座概要と講座内容の一例は以下のとおりです。
講座概要 | 講座内容 |
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コンピューター基礎 Excel、クラウド用語 | ・コンピューターとは ・2進数、16進数の理解と基数変換 ・文字コード概要 ・Windowsの基本操作 ・Excel基本操作と簡単な関数の使い方 ・クラウドのサービスモデルや基本用語 など |
面接対策 | ・人事の気持ちを理解する ・面接のポイント など |
サーバー基礎 | ・ログ関連設定と基本設定 ・簡単なログ調査 ・基本的なネットワーク設定 ・DNS基本 など |
ネットワーク基礎 | ・TCP/IP概要 ・Ethernet概要の理解 ・Cisco機器基本設定 ・ACL概要の理解 など |
ITエンジニアに転職する際に抱える悩みは?
ITエンジニアへ転職する際、初めての経験から悩みを抱えることも多いでしょう。
本章では未経験からITエンジニアに転職する際に抱えがちな悩みをご紹介します。
また悩んだ場合の解決策についても解説しますので、同じ悩みを抱える方は参考にしてみてください。
1. 本当に転職するべきか
いざ転職が現実味を帯びてくると、本当に転職すべきか悩む方もいるでしょう。
悩んだ場合は、まず何に悩みを抱えて転職を検討したのかを洗い出しましょう。
代表例としては人間関係や働き方、評価や報酬などが挙げられます。
悩みの原因が特定できたら、その悩みがITエンジニアに転職することで解決するかどうかを判断してみてください。
今の職場では理想の働き方が実現できないため、ITエンジニアに転職することで自分の要望が叶うなら、迷わず転職を選びましょう。
2. 転職後に後悔しないか
転職後に後悔しないかどうかも、転職活動中に悩みがちな内容です。
転職しても、自分が思い描いていた働き方が実現できるのか不安になったり、ITエンジニアとして働けるか自信をなくしたりすることもあるでしょう。
転職後に後悔しないためには、転職先の企業でどのような働き方が実現できるのかを知ることが重要です。
事前の面談などで気になるポイントを細かく聞いておくと不安も払拭できるでしょう。
また、担当者との面談で自分が転職先に何を求めているのかあらかじめ伝えておくことで、転職後のミスマッチを減らせるでしょう。
3. 転職するタイミング
転職を考えているものの、新卒で入社してから何年目で転職すべきか悩むこともあるでしょう。
転職する時期によって自身のキャリアプランも変わるため、転職先に求めるものも自ずと変わります。
以下で、社会人経験の経過年数ごとに会社へ求める内容の一例をご紹介します。
転職タイミング | 転職者が転職先企業に求めるもの |
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新卒~3年目 | ・スキルの習得と実務経験の積み重ね ・メンターシップの重要性 |
4年目~7年目 | ・スペシャリストとしてのキャリアパスの選択 ・現在より条件の良い転職先を探す |
8年目以上 | ・管理職へのステップアップ ・業界での影響力 ・キャリアの多様化 |
自分の社会人経験と照らし合わせ、何を目指してこれから働いていくのか、目的は転職先で果たすことができるのかを振り返りながら転職活動を進めましょう。
ITエンジニア転職をテックハブニュービーで始めてみませんか?
どの業界にもいえることですが、転職時に限らず入社後も最新情報のキャッチアップと自己研鑽は欠かせません。
特にIT業界は日々目まぐるしく変化する業界のため、ITエンジニアを目指すなら常に学び続ける姿勢でいることが大切です。
学習の継続はスキルアップにも繋がり、培ったスキルは業務にも活かせます。
そのため、ITエンジニアは日々の努力が評価に直結しやすい仕事といえます。
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現在無料で転職相談を受けつけておりますので、転職に不安や悩みを抱えている方は、ぜひお気軽に相談してみてください。